こんにちは!
毎日駅に行くのに山道を歩かなければならないので足腰が鍛えられるなぁ…とか思っている僕です。
そんなウマおん!でご紹介する今回の曲は
Fanfare for Future! です
それではLet’s GO !
Section1 ~概要~
Fanfare for Future!はウマ娘の記念すべき最初のアルバムSTARTING GATE 01 に収録されているいちばーん最初のトラックですね。ゲームではボーカルが入っていないバージョンをチーム競技場画面で親の顔より聴くのではないでしょうか?
ボーカルはスペシャルウィーク(CV,和氣あず未さん)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳さん)、トウカイテイオー(CV.Machicoさん)となっています。曲全体としてはアップテンポなポップスになっていて流していく曲というよりは刻んでいく曲という印象を受けます。
なんかゆずのとある曲(シシカバブー)にサビが似てる気がしないでもないですがこの展開のしかたは割りと使われるやりかたなんですよね。この盛り上げ方はすごい使いやすいと思います。
うーん似ている…
Section2 ~バリバリバリトン・サックス~
今回のトピックは曲全体を支える低音楽器、とりわけこの曲の随所随所で存在を主張してくるバリトン・サックスです!
まずこの楽器は正式名称バリトンサクソフォンでサクソフォン族の中の一種です。読みやすさ重視でこの記事では「サックス」と呼称します。主なラインナップのサックス(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)の中では一番低い音を鳴らすことができます。サックスのバリエーションは他にもいっぱいあるのですが、大体の演奏シーンで使われるのはこの4種類ですね。では、この一番低い音を鳴らせるサックスであるバリトンサックスをポップスというジャンルに置いてみたときにどんな仕事をしてくれるのでしょうか?
ポップス曲には大体すでにベース・ギターという低音要員がいるのでこれ以上低音はいらないと思われがちですが、バリトン・サックスという楽器、音色がまったくもってベース・ギターとは異なるのです。
こんな感じ
すごくファンキーな音が鳴りますよね、あくまで溶け込んでバンドという存在を支えるベース・ギターとは全く異質の存在というわけです。
ちなみにFanfare for Futureではイヤホンで聴いた時、右から聴こえます。このファンキーな音が装飾として非常に大きな役割を持っているということですね。
このように同じ音域だけど実は別の役割を持っている楽器を存在させるという技法は非常に多くの曲で使われているので皆さんも是非こういったソロ楽器を意識して聴いてみてはどうでしょうか?
きっとハマっちゃいますよ!
あのさかなクンもサックス(バスクラリネットも)を吹いてるらしい!
PS:セイウンスカイソロ曲である「気まぐれTuning Heart」でもバリトンサックスは大活躍しています。
僕のお気に入り曲のひとつ!!!
Section3 ~曲を聴いてみよう~
ここからは秒数刻みで個人的に気に入っている点や解説ポイントについてつらつらと書いていこうと思います!
リファレンストラック(参考にしている音源)はアルバム**「スマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー 』STARTING GATE 01(2021 Remastered Version)」収録の「Fanfare for Future! – 2021 Remastered Version」です。以下に書く秒数はこのトラック準拠です。表記法は0:00が0分00秒です。
Spotifyリンク置いときます。
0:00~
親の顔より聴いた競技場BGM、たぶんウマ娘のトレーナーにインスト(歌なし)聴かせたら一発で「あっこれかぁ!」ってなると思います。左から聞こえるトランペットや右手前のアルトサックスとのかけあいに注目です!
0:20~
Aメロですね。ベースギターとギターの上昇下降が豪華さを一層引き立たせてくれます。Aメロ後半からは軽快になります。このギャップ感がいいですね~!つかみはバッチリってやつです。先程解説したバリトンサックスが右にいるのですがベースギターとは一歩引いたところから曲にアクセントを加えます。
0:44~
Bメロになります!サビ前の掛け声の元気感いいですね!ちょっと特殊なタイプのBメロで一つの要素を一貫してサビまで駆け抜けていくのではなく”ガマンしちゃいけません”の歌詞から雰囲気を変えるように変化をつけているところがポイントです。意外性が曲に躍動感を与えてくれますね!
1:00~
サビの入りはユメヲカケル!と同じくシンコペーション(裏拍)で入る仕組みになっていてなだれ込むように入るのが特徴的ですね。コード進行、スケールの使い方の思想がゆずの「シシカバブー」と似てる気がします。というか聴くたびにこれが頭をよぎる….
バッキングトランペットの強弱変化(フォルテピアノクレッシェンド)がとっても僕は好きですね!
1:29~
間奏になります!こころなしか最初よりにぎやかになったような?
1:34~
2番Aメロです。この曲は1番2番で変化が多くない楽曲なのかなぁと思います。その分歌詞をより噛み締めて聴けますね!
2:42~
間奏なしでCメロに直行します。歌と後ろ真ん中のシンセサイザーの重なり合いに注目して聴いてみてください!ベンド(音程をずらしてしゃくりあげ、フォールの表現をすること)感がクセになりますね!途中からはギター・ソロです。ウマ娘の音楽は本当にどれもギター・ソロがかっこいいですね。
3:15~
落ちサビになります。落ちサビはベース・ギターの高音に限りますね!
僕の好みのパターンです。
3:23~
落ちサビからぬるっと大サビに入ります。ブラスが細かい動きをやめて大胆にも音階を鳴らしています。これ普通に聴いてたら聴き流しちゃうポイントだと思うんですけどこれ本当にエモいですね(言語力)。単純な音階の持つ盛り上げ能力、恐るべし。
3:45~
アウトロですね。トランペット音高すぎ。死ぬわこんなん。
トランペットのグリッサンドで終わります!
シンプルな構成とまっすぐな歌詞が光る曲でした!
Section4 ~まとめ~
今回はバリトンサックスを中心にFanfare for Future!の聴きどころやソロ楽器の魅力について語らせて頂きました!
このブログもやっと軌道に乗ってきましたね!これからもよろしくお願いします!
PS:最近アドマイヤベガのマウスカーソルにしたんですけど、これとっても良い。
こちらのカーソルです!!!
それでは!!!
お気に入りのコーヒーでも飲んでリラックスして読んでいってください。