皆さんこんにちは!
またまた忙しくて記事更新が滞ってしまっていました。
突然ですが「うまゆる」、見てますか?僕はマッチョツルマルツヨシが好きです。
今回はうまゆるエンディング第二弾のミッドナイト・エピローグについてちょこちょこっとお話できたらなと思います。
いつもより省エネでお届けしてまいりますので肩の力を抜いてさらっと読み流してみてください!
それではLet’s GO
安心感
この曲の魅力はなんといっても一日の終わりに聴くとホッとするような安心感にあると思いまね。
ただ一日にあったことを”なんかね~”とか”明日どんな日になるかな~”みたいな内容のない雑談をウマ娘ちゃんたちとだらだらしている感じになれる。そんな感じ。とってもいい曲だと思います。
安定感の秘密は劇的な転調をすることもなく、EDMとしてはとってもオーソドックスなコード進行。そのコードを奏でる角の丸い感じのチップチューンサウンド(ピコピコ)、そして常にそこにいてくれる頼もしいバスドラムのキックですね。
そしてなによりみーんな元気さと気だるげなかんじの狭間みたいな歌いだしをするのがとてもいい!!!なにより安心感を生み出してるんじゃないかなと思いますよ!
あと髪おろしテイオーすき
ベースn種盛り合わせ
このままだと安心感がいいというか僕がただ萌え死んでいるだけの記事になってしまうのでこの楽曲のテクニカルだな~と思った部分を一つだけピックしてみたいと思います。
この曲は複数種類のベース(低音)を切り替えたり同時に鳴らしたりいるのが特徴的だなと思いました。
具体的に言うととしてはシンセベース(電子音)とベースギターを切り替えています。ちなみに普通のEDMであまりベースギターは使いません。
実際にはシンセベースも何種類か曲中で切り替えられている気がするのですが、全部説明すると複雑になってしまうので割愛。
この記事ではベースギターとシンセベースの重なり合いについてどうしてこうなっているのかな~とかちょっと思考してみました。
前提としてベースギターは輪郭担当でシンセベースが全体を支える担当です。だから基本的にはベースギターは友情出演でベースの主役はシンセベースとなっています。
この曲は先ほども言ったように「ミッドナイト・エピローグ」は安心感、安定感の曲でコード進行だけで展開させるにはややパンチ力が足りません。
だから編曲の方向から盛り上がりを作ることが必要になってきます。そのためにFX(効果音)やコード楽器の足し算引き算をやっていくのですが、それと同じ感覚でベースを増やしたり減らしたり切り替えたりすることが効果的で、この曲でも使われています。
ちょっと言葉だけじゃ何言ってるかわからないと思うので、1番を例にとって図にしてみましょう。100がベース全体が出せる最大の盛り上がりとします。
Aメロはシンセベースが35で全体を支えて、ベースギターが同じくらいの配分の35で低音域に動きを与えています。全体は70です。
ここが曲全体のベース音量の基準値になっていてこれより大きければ盛り上がっている小さくなれば控えているという感じになります。
次にBメロは少し落ち着いてから盛り上がっていくためベース全体は50です。
ここはベースギターの独壇場で一時的に主役の座をもらっています。輪郭はっきり!
ちょっと小さくてわかりにくかったのですが、全体のバランスを整えるために少しだけシンセベースも入っている気がします。
そして一番盛り上がるサビはシンセベース85で曲全体をどっしり支えてあげた上でほんの少しだけベースギターを上に乗っけて華やかさも兼ね備えたベースラインを作っています。
このようにベースを複数種類使い分けて足し算引き算をすることによって曲全体の盛り上がりをコントロールできるよ!というお話でした。
もちろんほかの要素でも盛り上がりはコントロールされているのですが、この曲、「ミッドナイト・エピローグ」ではこのやり方が目立つように感じたので紹介させていただきました。
このコントロールが安心感や安定感の中にも盛り上がりを生み出しているわけですね!!!
まぁ仮説なんですけど!!!
ちょっと説明がおぼつかなくてごめんなさいね。難しいはなしだ….
まとめ
お疲れさまでした。後半の方は少し難しい話をしてしまいましたがこのようなちょっとした変化から楽曲を読み取る楽しみもあるよってことも是非覚えて帰っていただけたらなと思います。
ちょこちょこっとお話するだけの予定だったのに…..
うまゆるはまだまだエンディング曲を隠し持ってるということなのでこれからも要注目ッ!
このブログでも積極的に取り上げていきたいと思います!
ではまた!
ウマ娘ちゃんがいる生活してぇな~~~~ 俺もな~~~