みなさんこんにちは。近所の田んぼの🐸が可愛くないくらいうるさくて最近悩んでいる僕です。
私事なのですが僕はトランペットを吹くことおよそ….何年だっけ….何年か忘れました。
とにかく僕はトランペットを吹くことができるらっぱ吹きです。
ウマ娘楽曲にはかなりの頻度でトランペットの合いの手(バッキング)が登場します。
そこで今日はトランペット吹きの観点から難しいな~って思った曲を3曲くらい挙げていこうと思います。
ちなみに観点としては高い(音が)、早い(パッセージが)、キツい(休みがない)の3つが主となっています。
それではLet’s GO!
私の印は大本命◎
最初はこちら。スペシャルウィークさんのソロ曲です。
クリーンなギターを始めとして全体的に落ち着いた、牧歌的な雰囲気で思わず横に揺れちゃいたくなるようなですね。
そんな難しいことないんじゃないか?とか思ってしまうと思うんですけど、これが違うんですね~。
らっぱは左あたりにいますので注目して聴いてみてください。
気付きましたか?
音、高いんですよ。特にサビの終わりあたり!!!
せっかくなんでどれくらい高いか図示しておきますね。
これがトランペットが一般的に使う音域。
これでも上の方は高いと感じます。
で、これがこの曲で使われる一番高い音(high F)
??????????????
高すぎるんよ。音が。こんな音毎回出してたら唇壊れてしまうで…
そもそもこの音域を演奏で使えるらっぱ奏者はそう多くはありません。
これをものともせずに何回も出すスタジオらっぱ奏者の方、すごすぎる…
音域に関してはわりとこんな曲ウマ娘は多いですね。
それでは次!
走れウマ娘
ライブのトリの一曲として大活躍のこの曲、サビ左から真ん中あたりを聴いてるとらっぱが聴こえてくると思います。
らっぱをはじめ、管楽器は舌で息を止めたり出したりすることによって音の区切れをよくしています。曲を演奏するのに必須のテクニックでこれがないと演奏にメリハリがつきません
それを頭に入れていただいた後に聴くとわかると思うんですが、この曲のらっぱ、タンギングしながらめちゃくちゃ細かい動きしてると思うんですよ。あと当たり前のように音が高い。
ちょっと例えがアレかもしれませんが、前回解説したウエスタンミュージックの細かいリズム感の上で更にタップダンス踊ってる感じ。
何が言いたいかというと、まともにやってたらタンギングが追いつきません。
そこで、おそらくこの曲に限りませんがこのように動きの早い曲ではダブルタンギングとか特殊なタンギング方法を駆使して対応していると思います。
でもこれ音崩さないやるの本ッ当に大変なんですよね。
すごすぎ。
We are DREAMERS!!
ウマ娘一周年楽曲である、「We are DREAMERS!!」
ヒジョーにカッコいいこの曲の裏側ではらっぱが息継ぎとたっかーい音域と複雑なリズムと戦っています。
上記二曲の難しいとこ全部合わせました^^的な感じでらっぱ吹きにとっては大ボスみたいな楽曲です。
特にサビに関しては裏拍の入り多すぎて高度なリズム感覚を奏者に要求してきます。
あと全然休ませてくれません。
スタジオらっぱ吹きの本気をこの曲でとくとご覧あれ…
番外編 らっぱ吹き的に楽しそうな曲
上記3曲とも演奏しててめちゃくちゃ楽しいと思います。演奏できたらね…
それとは別に今回難しいランキングにランクインしなかった曲で演奏してて楽しそうなやつを何曲かおいときます。
- 一撃入魂☆ペガサスパンチ
イントロのとこめっちゃやりたい。楽しそう。ペガサスぱ~んち
- 硝子のエトワール
この全力ファンファーレやりて~~~~めっちゃやりて~~~~~~~!!!!!やらせて~~~~!!!!
- ユメヲカケル!
ちょっとだけリズムが複雑だけど全体的に美味しいメロディだらけなのでやってみたい。
他にもいっぱいありますがキリがないので割愛
まとめ
今日はらっぱ吹きの僕がらっぱ演奏しててめちゃくちゃ難しい(難しそうな)曲を3曲紹介しました。これだけつらつらと書いて結局なにがいいたいかというと
こんなに難しい曲をガンガンに吹いて録音クオリティを出し続けるプロスタジオトランペッターってバケモン(褒め言葉)なんですねってことです。
みなさんもたまにはトランペットに注目して聴いてみてください!
それでは!!!
PS:この記事書き終わってから気づいたんですけどサイレンススズカのアニメソロ曲の「七色の景色」も大概な難易度してますね…音たっっっか。そしていきなり高い音だ…
トランペットだと長いので便宜上”らっぱ”と呼びます。